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価格の決め方①

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皆様こんにちは。

 

本日は価格の決め方についてお話できればと思います。

 

値付けって本当に難しい・・・

そう思うわれる方が多いのではないでしょうか?

 

私自身も難しいと感じるときも多々あります^^

 

価格の決め方はいろいろあるかと思いますが、基本的に3つの考え方があると思っています。

 

一度すべて書くとかなり長くなってしまいますので、今回は3つのうち一つについてご説明できればと思います。

 

まず基本となるのは、市場価格を基準とした考え方です。

 

皆様の商品やサービスには必ず果たす役割(=価値・テーマ)があります。

お客様は、商品やサービスそのものを求めているのではなく、商品やサービスを消費したり利用することで得られる満足や悩み事の解決を求めて商品やサービスを買ってくれます。

 

例えば、ランチであれば「空いたお腹を満たす」という役割もあれば、「友人との会話の機会・場所を提供する」といった役割もあります。

また、旅行先であれば特産品を楽しむ、季節のものを楽しむ機会の提供といった役割もありますし、単に味を堪能してもらう、疲労回復といった役割もランチにあるかと思います。

 

市場価格を確認するときは、同じような役割を提供している他社の価格を調べてみます。

 

とにかく早く、安くお腹を満たすといった役割を考えているのであれば、同じような役割を提供しているお店の商品やサービスの値段を。

逆にゆっくりと友人とお話をするといった、会話の機会・場所の提供をテーマとしてるのであれば、同じようなお店を。

こだわった食材を使ってとにかく味を堪能してもらうことをテーマとしているのであれば、同じようなテーマをもったお店の値段を調べています。

 

調べていくと、ばらつきはありますが、中心となる価格帯が出てくるかと思います。

 

長野市でしたら、早く、安くといったランチの場合、大体600円〜700円あたりが中心になってきますでしょうか。

この領域はどうしてもチェーン店が多くなってしまいますが、物価高もあってだんだん市場価格が上がってきました。

 

味やお店にもこだわりお友達と少しお話が楽しめるお店になると1000円前後になってくるかと思います。

ゆっくりと1時間〜2時間お話できるようなランチになりますと、2000円あたりになってくるかと思います。

 

下調べはこれで終わりです。

 

次に、自分が提供する商品やサービスが、基準となる価格帯の商品やサービスに比べて際立った特徴があるかどうかを検討してみます。

 

基準となる商品やサービスに比べて、より大きな役割や価値(満足)を提供できるのであれば基準価格より価格を高めに設定できます。

基準と同等の役割・価値であれば、同等の価格。

提供できる価値が基準より下回ってしまうのであれば、基準価格より下げて値付けをします。

 

つまり基準となる価格帯の商品やサービスと自社製品の商品やサービスの提供する価値、満足度を比べて価格を決定するという考え方です。

 

このようにすると自分勝手な価格付けにならず、市場、お客様目線での価格付けになります。

 

ではこの価格でいいかというと完全にそうとは言えません。

ちゃんと利益がでるか確認する必要があります。

 

それが、2つ目の考え方が登場します。

 

これは次回、ご説明しますね。

 

 

 

 

 

 

 

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