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やりたいことはあるけど・・・

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皆様こんにちは^^ 

 

本日は、しっかりと生計を立てながらも、自分のやりたい事業をどうやって実現していくかについてお話しできればと思います。

 

・やりたいことがあるけど、収入が心配で踏み出せない

・やりたい事業があるけど、売上が足らなくて踏み出せない

・本当は売りたい商品(サービス)があるのだけど、売上が心配でシフトできない

など、生活や事業の中で、本当はやりたいことがあるのだけど、収入が心配で行きたい方向に踏み出せないということがよくあるかと思います。

 

どうしたらよいでしょうか。

そこで紹介したいのは、商品群の考え方です。

 

1つの商品、1つのサービスで事業が成り立てればいいのですが、お客様からすると「選びたい」というニーズもありますし、一つの商品やサービスでは十分な売上が得られない場合もあります。

 

そこで、商品やサービスを組み合わせて商品群としてお客様に提案していくことになりますが、商品には「主力商品」「準主力商品」「補完商品」の3つの考え方があることを知っておく必要があります。

 

「主力商品」は、売上の主力となる「売れている」商品です。

すでにお客様から要望がある商品であり、「今」売れている商品です。

収入の土台となる商品であり、売上の6割〜7割を構成します。

 

「準主力商品」は、将来、主力商品に育てていく商品です。

まだニーズがはっきりしていない中で、お客様にこちらから提案することで価値を認めていただくような「提案商品」です。

お客様がまだ気づいていないニーズやまだ世に知られていない「これからの商品」であり、提案していくことで売れるようになっていきます。

売上の2割〜3割を構成するとよいでしょう。

 

「補完商品」は、主力商品や準主力商品に関連する商品や、それらと組み合わせることで販売促進になる商品です。

また売れるかどうか判らないけれど、市場に出してみてニーズをテストする「テスト商品」です。

売上の5%〜10%を構成します。

 

図にすると以下のようになります。

つまり、やりたいことはあるけど、それに一本化するのではなく、今売れている「主力商品」で収入の基礎を得ながら、やりたい商品やサービスを準主力商品をとして主力商品に育て上げていくという考え方です。

 

事業でも同じことが言えます。

 

主力事業で売上の6割〜7割を得て、収入の基礎をつくりながら、準主力事業として自分のやりたい事業を育てていく。

場合によっては補完事業としてちょっとやってみて、ニーズがあるかテストしてみるというのも一つの考え方です。

 

創業の場合、主力事業が「勤務」でもいいですよね。

まずは会社に勤めながら収入の基礎をつくりながら、副業として自分のやりたい事業を育てていく。

 

すでに事業をしている方は、いま売上の基礎となっている事業を大切にしながら、自分のやりたい事業を育てていく。

それでいいのですよね。

 

私も一緒です。

いま、女性の創業支援に力をいれていますが、他に主力事業があり、女性の創業支援事業を「準主力事業」として育てている最中です^^

 

無理をしなくて大丈夫です。

今の事業、今の仕事で生計を立てながら、行きたい方向に向けて一歩一歩進んでいくことが大切です。

 

 

 

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