「売上を増やしたい」という相談をよくいただきます。

どうしたら売上が増えるのか・・・
どうしたら売れるのか・・・

売り方なのか？
広報なのか？
商品そのものなのか？
いろいろ悩みますね^^

そんな時は、まず「役割に目を向けましょう」とお話しいたします。

この世の中では（少なくとも日本では）、役割を果たすとお金（対価）がもらえるという仕組みなっています。
つまり役割が先で、対価が次という順番です。

ですので「売上（対価）」に目を向けていても売上は増えません。
逆に果たす「役割」に目を向け、果たす役割の量を増やすと売上が自然と増えていきます。

役割とは「お客様のお困りごとや夢・希望を満たすこと」です。

お客様は「商品やサービスそのもの」を求めているのではありません。
お客様がほしいのは、お客様が直面している課題や、夢・希望が叶うことです。

例えば、私は2014年に首都圏から長野に帰ってきましたが、最初に買ったのは「車」です。
でも私が欲しかったのは、「車」そのものではありません。
私が欲しかったのは、「経済的で便利な移動手段」です。
もしタクシーが車と同じように安価で、利便性があれば、タクシーでもいいのです。

もしくは、目の前にあるノートPC。
４年前にこのノートPCを買いましたが、私が欲しかったのはノートPC自体ではなく、情報検索や文書作成、表計算やプレゼンテーションなどができる手段でした。
最近ではスマホで作業される方もいらっしゃいますが、同じことができるのであればスマホでもいいのですよね。

つまりお客様がほしいのは、商品やサービスそのものではなく、商品やサービスを通じて得られる結果。
商品やサービスはその手段と言えます。

さてこれからが本題です。
皆様の商品やサービスが役割を果たしているかチェックしてみましょう。

皆様の商品やサービスはお客様のどのような課題や夢・希望を満たすものでしょうか？
皆様の商品やサービスはお客様の課題や夢・希望を解決できる品質になっていますでしょうか？
皆様の商品やサービスはどのような課題や夢・希望を満たすものなのか、お客様に伝わっていますでしょうか？
皆様の商品やサービスでお客様の他の課題や夢・希望を満たすことはできないでしょうか？

などなど、「役割」という観点で皆様の商品やサービス、売り方や広報をチェックしてみるといいでしょう。