創業準備ガイド

Guide

TOP > 創業準備ガイド

まず何から準備を始めたらいいの?

創業までの
大まかな流れ

  • 01まずは自分の心に聞いてみる。

    心は魔法のようなもの。

    頭では答えが出せないものを一瞬で答えてくれます。

    実は、心はわかっているけど、損得勘定が邪魔しているだけ。

    まずは自分の心に問いかけてみましょう。

    すでに自分が進みたいことが決まっている方は、自分の姿を想像してみてください。ワクワクしますか?

    まだ、自分が何をしたらよいかわからない方は、まずは自分の好きなことを思い浮かべてみましょう。

    幸せを感じますか?

    もしくはこれはなんとかしたいなぁと思うことはありますか。

    いいなぁと思うことはありますか。

    思いつかない人も大丈夫です。そんな方はお出かけしてみましょう。

    いろんなものを見たり、いろんな人にあったり、いろんなことを体験したり。

    大切なことは、心で感じること。

    頭では答えはみつかりませんので^^

  • 02調べてみよう。

    心が幸せを感じたら、次は頭の出番。

    頭を使って調べてみましょう。

    「こんなことできないかなぁ」と思ったら、インターネットでもいいですし、お友達に聞いてもいいですし、本屋さんに行ってもいいですし、調べて見ましょう。

    世の中には同じようなことをしている人がいらっしゃることが多いです。

    お客様も調べてみましょう。

    どんな方が困っていらっしゃいますか。

    どんな商品やサービスを探していますか。

    どんな方がどんなことを探しているか書き出してみましょう。

  • 03自分の人生を振り返ってみよう。

    お客様のお困りごとを解決すると代わりに売上げという形でお金が入ってきます。

    そこで考えなくてはならないのは「なにでお客様のお困りごとを解決するか?」です。

    商品やサービスを通じてお客様のお困りごとを解決するのですが、どんな商品やサービスでお客様のお困りごとを解決することができますでしょうか。

    見返していただきたいのは皆さんの人生です。

    山あり、谷あり。人生いろいろあったと思います。

    その中には宝物がたくさん。

    いろんなことを経験され、いろいろなことを感じていらっしゃったと思います。

    その中で、商品やサービスに活かす、皆様の「宝物」を探してみてください。

  • 04友達や専門家に聞いてみよう。

    本当はいろいろ見えればいいんだけど、私達は神様ではないんで全部は見えないんだよね。

    だから、どうしても自分で見える世界は限られてしまう。

    そう、暗闇のなかを懐中電灯で照らしているような感じだね。

    だから周りの人に聞いてみると違った世界が見えてくる。

    「こんなこと考えているんだけどどう思う?」とか「こんなことで困っている人っているかなぁ?」とか、「どんなことで困っていますか?」とか・・・・

    人はそれぞれ違った経験をしているから、自分には見えない世界を教えてくれる。

    専門家でもいいですよね。その道の人ですから、いろんな情報や考え方を教えてくれますね。

    でも、無理はしなくていいですよ。

    自分の心と相談し、まずは安心できる方に話してみよう。

  • 05地域の創業スクールや
    起業塾に参加してみよう。

    時間を作って地域の商工会議所や商工会の創業スクールに参加してみましょう。

    事業を進めていく上で必要なことや考え方をまとめて知ることができます。

    もっといいのは、人との繋がりができること。

    地元の商工会議所や商工会の方とよい繋がりができるといろいろ助けてもらうことができます。

    創業スクールの同級生もずっと良い仲間になります。

    場合によっては、お互いの商品やサービスを掛け合わせて事業も広がることも。

    人に会い「縁」を広げていきましょう。

  • 06準備しよう

    方向性が見えてきたら、開業にむけて準備をしていきましょう。

    考えていても進みません。この時は行動です。必要なものがなければ、自分の足で探しに行きましょう。

    足りない技術や能力は、講座に参加して勉強してもいいですね。分からない経費はお見積りをお願いして確認してみましょう。専門家や商工会議所・商工会に相談してもいいですね。

    開業日が見えてきたら、「〇〇に開業予定です」といって、ご紹介をし始めてもいいですね。

    大切なことは、小さく初めて大きく伸ばすことです。

    背伸びせず、自分のできる範囲でまず初めてみましょう。

  • 07開業日を迎える

    開業日を決めて、思い切って始めてみましょう。

    準備も大切ですが、準備だけでは始めることができません。開業するとはっきとした結果が出てくること。

    うまく行っていると売上げは伸びて行きますし、お客様も増えていきます。逆に何かがうまく行っていないと、売上げは落ちていきます。

    いいことは伸ばし、うまく行っていないことは変えてみる。これを続けていくだけで売上げが伸びていきます。

    創業の楽しみは「自分の成長が本当に早いこと」

    1年前の自分と比べてみると、成長した全く違う自分に出会うことができます。

    応援しております。

創業に失敗しないためには
コツがある!

創業のノウハウ紹介

事業に必要なもの。

事業に最低限必要なものは、

  • 事業への思い
  • お客様のニーズ 
  • 自分のシーズ(実務能力)

です。

思いがないと、事業は続きません。

どんなに儲かっても、自分が好きなものでなければ、苦しいだけです。

大切なのは、「自分の心が弾むか」どうかです。

理由がなくても大丈夫です。なんとなくでも構いません。

でも必ず心に聞いてみてくださいね。答えは自ずと出てくるはずですから。

思いがあってもお客様が求めていなければ事業となりません。

ニーズとは、お客様や社会の悩みや課題、「こんなものないのかなぁ」といったおぼろげなものです。お客様はどんなことに悩みを持っているのでしょうか。考えてみてくださいね。

シーズとは、商品やサービスを提供する実務能力です。思いがあって、お客様が求めていても、それを提供できなければ事業とはなりません。

シーズとは種(Seeds)です。種ですから育てることができます。いまは未熟でも育てて行けばいいのです。


この3つが事業には大切です。

楽しく準備していこう

多くの「ファン」を持つと事業が安定します。

最初は少なくても構いません。

皆様自身や、皆様の商品やサービスを好きになってくださる人を増やしていきましょう。

ファンになってくださり、何度も利用してくれる方を増やしていくと事業は安定していきます。

「なんだか難しそう・・・」と思う方もいらっしゃるかもしれません。

でも心配はいりません。


それには・・・

皆様の得意なことをしていくこと。

皆様の好きなことを突き詰めていくこと。

(もちろん、お客様が求めていなければだめですが…)


どんなことでも極めれば価値が生まれます。

無理せず、自分の得意なことや好きなことをもっともっと極めて行ってみましょう。

無理をする必要はありません。

無理をするということは、進む方向性がずれている可能性があるということですから・・・

立ち止まったり、また進めたり、新しいことを探してみたり・・・いろいろしてみてください。


事業のコツは「小さく始めて、大きく伸ばす」です。

皆様の好きなことをお客様のニーズとどうマッチングさせていくかは、私におまかせください。^^




営業活動はとにかく知らせることから

「営業」と聞くとみんな身構えてしまいます。

「売れなかったらどうしよう…」

「頑張って契約を取らなきゃ…」

「断られたらどうしよう…」

などの言葉が心に浮かんでくるかもしれません。


心配はいりません。

営業活動の基本は、「売ること」ではなく「知らせる」ことだからです。

お知らせした人全員が、皆様の商品やサービスを欲しいと思うことはそんなにありません。

もしくは、今必要ないだけかもしれません。


営業活動で大切なことは、必要になったときに、思い出してもらい、連絡や来店してもらうことです。

皆様も「〇〇が必要になったのだけど、前友達から聞いたあの店に言ってみようかな」と思った経験ありませんか?

お友達から聞いたときは興味がなかったのだけど、必要になったら興味が出てきたお店ってありませんか?


それには、できるだけ多くの人にお伝えしておくこと。

そしてどんなことに困ったときに連絡してほしいかお伝えしておくことが大切です。

売らなくていい。

知らせるだけでいい。


そう思ったら心が軽くなりませんか?



将来が見えなくても大丈夫

「私達は神様ではない」

私はよくそう思います。


神様だったら未来まで見通せるかもしれませんが、残念ですが私達にはその力はありません。

人生は車のヘッドライトのようなもの。

車のヘッドライトで見えるのは40m先まで。(下向きのヘッドライト)

でもその40mを信じて1m進むとまた次の1mが見えてくる。

そして、またその1mを信じてまた進めば、また次の1mが見えてくる。


人生も同じ。

将来どうなるか分からないけど、今信じていることを信じて進んでみよう。

そうするとまた次が見えてくる。そして新しく見えたことを信じてまた進んでみる。

その繰り返しで、行きたい場所にいけますね。


将来わからなくても、今信じているものを信じてとにかく進んでみましょう。



お客様の声に耳を傾けてみよう

「お客様が教えてくれる」

私はそう思っています。


例えば、お客様から「丁寧に対応してくれてありがとう!」という言葉をもらえたということは、「丁寧に対応してほしい」というお客様のニーズがあるということと、皆様が「丁寧に対応できている」ということ。


なんだかわからないけど、「〇〇の商品が売れている」ということは「〇〇の商品にニーズがある」ということ。

なんだかわからないけど、「〇〇ありませんか?」「〇〇できませんか?」という声が多いとうことは、お客様が困っていて、まだ解決できていないニーズがあるということです。

「お客様の要望やなんだろうか?」や「自分の強みはなんだろうか?」と悩む方が多いかと思いますが、お客様の声に耳を傾けると答えが出てきます。



自分の心に聞いてみよう

考えれば考えるほど迷ってしまう。

頭ではわかっているんだけど、なんだかわからないけど進めない。

そんな経験ありませんか?


そんなときは心に聞いてみよう。


頭で考えると「いいこと」も「悪いこと」もでてきます。

例えば「事業主になる」というこことは、「自分のやりたいことに挑戦できる」「自分で決断できる」とメリットがありますが、「なにかあったときの責任は自分が全て取らなければならない」「収入に保証はない」というデメリットもあります。

ですので、頭で考えるとなかなか決まりません。

逆に心に聞いてみると自ずと答えがでてきます。

どっちのほうに心が惹かれるのか、どちらのほうが自分にあっているのか、しっくりくるのか。

理由なんていりません。感覚で大丈夫です。


心に聞いて行き先が決まったら、その後は頭の出番です。

決めた方向性をどう実現するか考えるは頭のほうが得意です。

弱みを克服する方法を考えるのも頭が得意です。

例えば、「収入が安定しない」のであれば、「どうしたら安定するか」を頭で考えられますよね。

「置ける商品が少ない」のであれば、「少ない商品数でどうやって十分な売上を確保していくか」「置ける商品を増やす方法はないか」を考えればいいですよね。


心に聞いて決めて、頭で方法を考える。

これが一番いいですね。

アドバイザー紹介

陽だまりのように包み込んで人を元気に! ポジティブ中小企業診断士

小林 大登

小林 大登

飛翔コンサルティング 代表
中小企業診断士

略 歴

  • ・長野県立長野高校、立命館大学卒業(経済学)
  • ・シドニー大学院修士課程修了(平和紛争学)
  • ・記録メディア(DVD-R・CD-R)卸売販売商社、
    国際協力コンサルタントを経て、 2014 年7月に長野市で中小企業診断士として開業

プロフィール

長野市出身、長野市在住

好きな食べ物:メロン(子供のときからですが、今でもなぜだかテンション上がりますね^^)
趣味:ヨット(昔、船長になりたかった)、バイク(楽しい!)
休日の過ごし方:できるだけ家族といられるようにしています。
Go Top